第10回 相模国霊場研究会
第10回 相模国霊場研究会、盛況のうちに無事終了いたしました。今回は20名のご参加。新しいご参加者もお2人、しかもお一人は遠く長野県富士見町からいらっしゃいました。
本田 不二雄(ノンフィクションライター・神仏探偵)さんの「勝坂遺跡と有鹿神社奥宮のミッシングリンクを探る」は有鹿神社から鳩川を遡った河岸段丘にある奥宮、その緑豊かな森の中に勝坂遺跡も所在してと、縄文人と古代人の営みがなぜ同じ場所で?という神仏探偵ライターらしいアプローチ。皆さん興味深く聴いていらっしゃいました。もちろん答えは絶対出せないテーマではありますが、相模の隠れた聖地紹介という意味でも、それぞれの成立を別個に探ってみるという点でも、意義あるご発表だと思いました。
私、城川の「文政九年『八菅山地誌調書上』を読む(その1)-「霊場」概念の定義を含めて-」は、内容が多すぎて、結局予定の半分しか発表できませんでした。八菅山の近世末の絵図、現代のGoogleマップなどもご覧頂きながら、八菅山発の大部の近世文書を読み解く作業。最後までたどり着くには少なくともあと2回は必要なので、次回もまた引き続き発表させて頂きます。
次回第11回は
11月4日(月・振替休日)午後15時開場
会場:相模原市立 市民・大学交流センターユニコムプラザさがみはら 実習室2
※ミーティングルーム4はすでに予約が一杯でした。
http://banshowboh.world.coocan.jp/sagami_study/
最近のコメント