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History-Geography/歴史・地理・信仰・民俗

2024年11月29日 (金)

足柄峠下見

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歴史地理&自然ウォーキング12月~1月の「(駿河国遠征)駿東郡足柄へ足柄峠を越えて(南足柄市・小山町)」の早めの下見に行って来ました。

当日の内容は、古代東海道と近世の矢倉沢往還、足柄峠と地蔵信仰、足柄峠周辺の歴史上の戦い、金太郎伝説の発生と諸相、富士山の宝永噴火とその被害、足柄の自然と植物、といった感じになると思います。そして、もちろん富士山の展望!

本番は、火曜組12月24日/木曜組来年1月9日/金曜組来年1月10日です。一回参加も受け付けています。
https://banshowboh.com/walking_kigawas.html

2024年11月28日 (木)

広重ブルー@太田記念美術館

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太田記念美術館の展覧会「広重ブルー」に行って来ました。この夏にNHKで放映した時代劇「広重ぶるう」に乗ったのかな?と勝手に思いましたが、それはそれ。
https://www.ukiyoe-ota-muse.jp/hiroshigeblue/

いつもアウトドアでレクチャーする時に江戸時代はこんな感じでした、と広重画を活用すること頻繁な自分としては、ベロ藍の青さと濃淡を生で観察する良い機会だと思って出かけました。相模エリアを描いた広重画(相模川、藤沢、江ノ島、大山など)は展示の中にありませんでしたが、文政・天保から幕末にかけてのあの時代が広重画でイメージ出来ました。

町田の国際版画美術館でもまた広重をテーマに展覧会やってくれないかしら。それと、ベロ藍はドイツのベルリンが発祥の地だそう。今度、友人のベルリン出身MIMOに教えてあげようと思いました。それにしても久しぶりに表参道歩いたら、もうここも日本ではないと思った。

2024年11月26日 (火)

歴史地理&自然ウォーキング火曜組「あつぎ郷土博物館から鳶尾山へ」

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本日午前中は、あつぎ郷土博物館でもと館長の大野先生から原子古代を中心に展示ガイドレクチャーをして頂きました。

午後からは中津川の河原を歩いて棚沢から山登り。展望の効くところでは、横浜・江ノ島・相模湾・大磯高麗山を遠くに眺めて、毛利氏ルーツの地、中世の毛利荘エリアを眼下に見下ろしました。もちろん歴史のお話。

それから鳶尾山を目指して森の中を自然観察ハイキング。秋ならではの植物の色どりも見事。どんよりした厚い雲で雨が心配でしたが、無事に全コースを歩き通せました。

次回は同じコースで、木曜組12月12日/金曜組12月13日です。一回参加も受け付けています。
https://banshowboh.com/walking_kigawas.html

2024年11月18日 (月)

第44回 日本山岳修験学会 徳島学術大会 3日目

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四国遍路古道巡見と徳島県立博物館見学の一日。3コースに分かれての巡見のうち、八十八ヶ所巡礼の20番札所 鶴林寺を参拝したあと、那賀川・一宿寺から、現代の道とは違う中近世の古道「かも道」を 21番札所 太龍寺、そして南の舎心まで登山するコースに参加しました。阿南市文化振興課の熟練の先達がガイドを務めて下さいました。

標高約500mの山のあっちにもこっちにも、中世以前に起源がある寺院の伽藍が立派な形で広がっていて、しかも白装束のお遍路さんが世界中から(ヨーロッパ系の方が多そう)お参りに来ているという、驚きの景観。日本も捨てたもんじゃない。

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標高500mまで登っても、森の中でカゴノキ(鹿子の木)やイズセンリョウ(伊豆千両)が目立っているのは、やはり南国なんだなあと思いました。

これにて3日間の学術大会は終了。徳島県立博物館の長谷川先生をはじめ実行委員の先生方には大変お世話になりました。ありがとうございました。来年は三重県伊勢大会(メイン会場は皇學館大學)。

帰りの飛行機が遅れて、疲れ果てて深夜に家に帰りつくことになりました。

2024年11月17日 (日)

第44回 日本山岳修験学会 徳島学術大会 2日目

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本日は研究発表19本。ヴォリュームも密度も近年稀にみる濃さ。聞き逃せないご発表が次々に続きました。これをさばく実行委員の皆様に頭が下がります。

その中で、北九州の松会・柱松儀礼は、はたして駿河・伊豆・相模の中世近世の山伏の神木(シギ)儀礼のルーツなのかしらん?と思いながら、こういうのはそのつながりを論証できる史料もないし、さてどうしたもんか?と思った次第。

懇親会では、素晴らしいパフォーマンスを拝観できました。保存会?というレベルではなかった。プロの技。阿波木偶三番叟まわし。最初から最後まで魅せられました。

2024年11月16日 (土)

第44回 日本山岳修験学会 徳島学術大会 初日

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1年ぶりに飛行機に乗って、四国まで出張。さすがに巡礼研究の盛んな四国。今日のシンポジウムもとても内容が盛り沢山で勉強になりました。

古代からさまざまな仏教的修行者の修行場だった四国の辺路(へじ)が、江戸時代になって、弘法大師信仰の巡礼、遍路(へんろ)へと変化していく様相がいろいろな史料から解き明かされつつあるのがとても面白いです。

2024年11月14日 (木)

歴史地理&自然ウォーキング木曜組「遊行寺・江ノ島道古道と江ノ島」

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歴史地理&自然ウォーキング「遊行寺・江ノ島道古道と江ノ島」の最終回、木曜組も無事終了しました。江の島古道のスタート地点 遊行寺から江の島岩屋まで。今日は船「弁天丸」が運休だったので、たっぷり歩きました。 といっても、古道の風情があまり残っていないところは公共交通機関(バス&江ノ電)も利用。町田市民にとってなじみ深い境川は片瀬江の島周辺の藤沢市民にとってもおなじみの川。ヨドバシカメラの裏の川は江の島へと流れ着きます。そしてここでは、歴史的には鎌倉郡と高座郡の境界。かつて江の島は鎌倉の一部でした。

帰りがけに、お土産に山二つの中村屋の羊羹を買って、居合わせた皆さんでお饅頭も頂きました。

次回は、11月26日(火)/12月12日(木)/12月13日(金)「あつぎ郷土博物館から鳶尾山へ(厚木市)」。集合時間が9:30と変則になっています。一回参加も受け付けています。
https://banshowboh.com/walking_kigawas.html

2024年11月11日 (月)

歴史地理自然ウォーキング「あつぎ郷土博物館から鳶尾山へ(厚木市)」下見

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本日は歴史地理&自然ウォーキング11月‐12月「あつぎ郷土博物館から鳶尾山へ(厚木市)」の下見フィールドワーク。本番の逆コースで歩いて、道の状況、トイレの所在、自然環境、展望、歴史的ネタ、地理的ネタ、石造物、ヤマビルどうかしら?などなど探りながらの下見です。ちょうど雨上がりの晴れ間で、大山北尾根・大山三峰・高取山~華厳山が3層に重なる山並みから水蒸気の雲があちこち湧き上がっていました。

途中、出たヤマビル(!)と思ったら荷物運び中の蟻さんでした。

あつぎ郷土博物館は現在土偶展やっています。なかなか面白い展示です。重要文化財の土偶も日本中から集められていてびっくりしました。

本番は11月26日(火)/12月12日(木)/12月13日(金)。一回参加も受け付けています。
https://banshowboh.com/walking_kigawas.html

2024年11月 8日 (金)

歴史地理&自然ウォーキング金曜組「遊行寺・江ノ島道古道と江ノ島」

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江ノ島道ウォーキングの第2回目金曜組。無事終了。17世紀の全盲の偉人 杉山和一さんが東海道藤沢宿あたりから江ノ島までに建立した弁才天を目指す道標を辿りながら今日もたっぷり歩きました。

今回のテキストは全12ページで全部は説明しきれない内容。それでもコース上の重要な要素、江ノ島と杉山検校、東海道と江ノ島道、遊行寺・時衆と小栗判官、境川(片瀬川)河口の処刑場としての歴史、お寺時代の江ノ島の様相などなど、皆さん、昔のことだけれど新鮮な情報として受け取って下さったと思います。

次回は、同じコースで木曜組の11月14日(木)です。一回参加も受け付けています。
https://banshowboh.com/walking_kigawas.html

2024年11月 4日 (月)

第11回 相模国霊場研究会

追加告知:2025年1月3日(金)午後「八菅山巡見」が決まりました。まだ詳細は未定ですが、ご希望の方は事務局&案内人 城川までお申込み下さい。
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今回は、ご発表予定だった岡崎さんが発熱のため急遽参加出来ず、研究発表は城川一人となりました。結局ご参加20名。自分では、たぶんまた時間内に終わらないだろうなと思っていた大部の史料の読み解き発表なので、一人しかいなのだったらフルに時間を使わせて頂こうと、たっぷり2時間半ぐらいを使って『八菅山地誌調書上』を最後までご紹介させて頂きました。

今日は、いつもの部屋の予約が取れずに、実験(or調理)実習室のような部屋になりましたが、なんと夕暮れの窓の外には、八菅山伏が峰入り修行をしていた山並み!そして、司会を務めて下さったのは八菅山には縁の深い愛川町出身の佐藤けいすけ神奈川県議会議員。不思議なご縁がつながって感慨深い会になりました。 ありがとうございました。

打上げでは、1996年生まれの大学院生や写真家がいると、飲み食べのスピードが違うのを実感。結論、とっても楽しい研究会でした。

次回は、来年6月2日(月)の予定です。研究発表は、今回参加出来なかった岡崎佑也さん(東洋大学大学院文学研究科史学専攻日本史学コース博士後期課程)の上州地方文書にみる安政期の大山大火についてのご発表と柳田尚也さん(一般社団法人半原宮大工集団理事)の半原大工についてのご発表と決まりました。

ご参加者、常時募集しています。
http://banshowboh.world.coocan.jp/sagami_study/

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