第44回 日本山岳修験学会 徳島学術大会 3日目
四国遍路古道巡見と徳島県立博物館見学の一日。3コースに分かれての巡見のうち、八十八ヶ所巡礼の20番札所 鶴林寺を参拝したあと、那賀川・一宿寺から、現代の道とは違う中近世の古道「かも道」を 21番札所 太龍寺、そして南の舎心まで登山するコースに参加しました。阿南市文化振興課の熟練の先達がガイドを務めて下さいました。
標高約500mの山のあっちにもこっちにも、中世以前に起源がある寺院の伽藍が立派な形で広がっていて、しかも白装束のお遍路さんが世界中から(ヨーロッパ系の方が多そう)お参りに来ているという、驚きの景観。日本も捨てたもんじゃない。
標高500mまで登っても、森の中でカゴノキ(鹿子の木)やイズセンリョウ(伊豆千両)が目立っているのは、やはり南国なんだなあと思いました。
これにて3日間の学術大会は終了。徳島県立博物館の長谷川先生をはじめ実行委員の先生方には大変お世話になりました。ありがとうございました。来年は三重県伊勢大会(メイン会場は皇學館大學)。
帰りの飛行機が遅れて、疲れ果てて深夜に家に帰りつくことになりました。
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