カッワーリーの音源
神奈川ヒマラヤ登山隊長として1997年8/20に登頂成功後のベースキャンプで就寝中に雪崩で亡くなった先輩の広島さんは、地理学の研究者でもあり、そのフィールドは山岳地形とパキスタン地域研究でした。多くのパキスタン人に愛されていた(サブローという名前を子供に付けるパキスタン人までいたらしい)広島さんはイスラム教国家パキスタンの中に今も根強く息づく聖者崇拝廟の中にも入れてもらって生の宗教音楽「カッワーリ―」を録音したりもしていました。
そして、日本ではそのテープを職員室でかけながら仕事をする有様。ちょうどヌスラト・ファテー・アリー・ハーン(奇しくも広島さんの4日前に他界)の来日コンサートに行ったばかりだった自分はびっくりしてテープをダビングさせてもらいました。今日はその中の比較的聴きやすい音源をデジタル化してみました。ノリノリの陶酔忘我の音楽。ご興味のある方がいらしたら音源データ差し上げます。音質は良くないですがとりあえず一つ。1990年12月パークパッタンにて。
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https://app.landr.com/projects/38a71b1d-a739-4a60-80d9-695a1835bdc9?publicToken=d9f64690-5601-48ca-a376-7acfa6283df9&sharing
広島三朗(ひろしまみつお、通称サブロー)
著書:『K2登頂幸運と友情の山』(実業之日本社 1978)、『ヒンズークシュ真っただ中 : シルクロード南3000キロの旅』(講談社 1979)、『オクサスとインダスの間に:中央アジア探検記行』(R.C.F.ショーンバーグ著、広島三朗訳 論創社 1985)、『地図と地形の読み方』(山と渓谷社 1985)、『山が楽しくなる地形と地学 : 山、それ自体がおもしろい!』(山と渓谷社 1991)、『神奈川県の山』(共著、山と渓谷社 1993)、他に1990年代の『地球の歩き方・パキスタン編』
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