東村山下見フィールドワーク

秋からの次年度「歴史地理＆自然ウォーキング」のコース作りフィールドワークに東村山まで出張しました。東村山は午後から本降りの雨。傘を指しながらも狭山丘陵東端の山道はぐちょぐちょで途中で諦めました。

なんといっても目玉は国宝です。東京都と神奈川県を合わせてもたった3つしかない「国宝」建造物のうちの、中世の禅宗様仏殿の最高傑作 正福寺地蔵堂！あとの2つ、旧東宮御所（迎賓館赤坂離宮）〔港区〕は近代のものですし、もう1つの円覚寺舎利殿〔鎌倉市山ノ内〕 は特別な日にしか近くに寄れないのです。円覚寺舎利殿と時代も規模も様式も瓜二つの国宝の仏殿が多摩地方に現存していてこんなに間近に拝めるのに実はまだ訪れていなかった。600年以上前の建造物が普通に町の中にあるこの東村山はすごいと思いました。あとはどの季節に設定するか考えます。

テーマは、ほかに、狭山丘陵の自然、中世の板碑群、鎌倉幕府滅亡時の古戦場、猿田彦として地域の鎮守になった青面金剛などの予定。

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