博物館ハシゴの予定でしたが国学院大学博物館特別展「走湯山と伊豆修験―知られざる山伏たちの足跡―」のみ
本日は博物館巡りで研修をしようと、まず横浜金沢の金沢文庫、次に國學院大學博物館と移動計画まで立てて午前中から動き始めました。駅から称名寺の森の峰に登り紅葉を愛でながらのんびり金沢文庫に下って行ったら、なんと休館日!お不動さんの天地眼はあっかんべえにしか見えませんでした。会期は11/27(日)までなのでもう諦めるしかない。横須賀美術館には行ったので良しとする。という訳で、国学院大学博物館特別展「走湯山と伊豆修験―知られざる山伏たちの足跡―」のみ。
拙著や拙論でも紹介したことのある伊豆半島を時計回りに巡礼していた修行(「伊豆峰」)についての考古学的知見からの展示。丹沢山地エリアと同様、明治時代初めに途絶えてしまっているし全国的にはあまり知られている修験集団ではないのでこうやって特集するのは大変有意義だと思います。史料がそれほど残っているわけではない中で周辺分野の情報をうまく活用していて見ごたえもありました。
ただ、タイトルの「伊豆修験」の用語は果たして適切なのかしらん?「伊豆走湯山修験」または「伊豆山修験」の略称として使っているのでしょうが、「~修験」という用語は所属一山(または寺社)名と組み合わせて使うべきではないのかしらん?伊豆国には別組織に所属していた山伏もいたはずですしねえ。※これはアンケートに書けばよかったんですが、帰りの電車の中で気付いたことなので。失礼にも後出し公開コメント。
http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2022_shugendo.html
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