歴史地理&自然ウォーキング「小網代の森と三崎」(三浦市)木曜組
前々回に訪ねた三浦党発祥の地「衣笠」(横須賀市)と後の時代にも生き残った三浦氏庶流「佐原」氏の菩提寺満願寺の素晴らしい仏像群の印象もまだ新しいうちに、今度はその系譜を継ぐ相模三浦氏滅亡の地を訪ねる回となりました。
現在、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を観ている方が意外に多い様子の万象房会員の皆様。有名俳優が演じる三浦義澄も三浦義村も和田義盛も面白いのですが、三浦佐原氏の子孫が戦国時代までなんとか命脈をつなぎ伊勢宗瑞(後の別称「北条早雲」)との抗争に敗れてここ小網代・油壷に滅亡した歴史を、朝のミーティングでまずは説明させて頂き歩き始めました。
三浦氏最後の当主三浦道寸がここに立てこもって小田原北条氏の攻勢に3年間を持ちこたえながら、ついに切腹する時の辞世の句と言われる「うつものも 討たるる者も 土器(かはらけ)よ くだけて後は もとの土塊(つちくれ)」。この句を戦争に前のめりになっているすべての人に知って頂きたい。平和を祈ります。
次回は3月22日(火)/4月14日(木)「武州金沢と称名寺」(横浜市)https://banshowboh.com/walking_kigawas.html
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