45分待ちの不在者投票
本日は仕事が入っていたので(それも講師ご親族にご不幸があって忌引休講になりましたが)、早いうちにと10/26(土)の午前中に市役所に不在者投票に行ったのですが、なんとディズニーランドばりの行列。45分も並ぶことになりました。間接民主主義という社会のシステムは選挙が命なので、並びながら、これは良いことだと思いました。
民主主義という社会はとってもめんどくさいもので、その社会を維持するためには、選挙に能動的に参加する意思を持つ子供たちを育て続けなければならず、もと高校社会科教師としては、だからこそ高校「社会科」という教科が中等教育の中でも一番大事だと思っておりました。その高校「社会科」そのものを無くし解体してしまった政府は馬鹿です。
自分は「もと社会科教諭」を死ぬまで言い続けます。専門科目は「倫理社会」でしたが、日本史・世界史・地理・現代社会・倫理、と担当させられる科目は滅茶苦茶でした。「公民科」と「地歴科」なんて言ってられるか!?と現場であきれていました。
自分の学生時代の専攻は、哲学科倫理学専攻の日本宗教思想史だったので、教員として授業しやすいのは「倫理」と「日本史」。それで社会科の教員になったら、倫理は公民科、日本史は地歴科に解体され、当時の与党・政府文部省への腹立たしさが思い出すと蘇ってきます。で、結局、一番担当する羽目になったが現代社会と地理。社会科万歳!
« 万象房15周年イベントが始まります!11/6(土)アイリッシュの風 すらいごめいと | トップページ | 『丹沢・大山・相模の村里と山伏』92ページの写真 »
« 万象房15周年イベントが始まります!11/6(土)アイリッシュの風 すらいごめいと | トップページ | 『丹沢・大山・相模の村里と山伏』92ページの写真 »
コメント