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2021年7月 6日 (火)

2004年の熱海伊豆山

Atami200405

2004年の5月に、伊豆山権現(現在は伊豆山神社と般若院に分離)の『走湯山縁起』(12世紀頃)に記されている宗教的空間認識を体感すべく、日金山(十国峠)~岩戸山~本宮~伊豆山神社・般若院~走り湯~海の尾根筋を歩き回りフィールドワークいたしました。

今回の事故で土石流が起こったのがその尾根筋のすぐ脇の谷ではないかという気がしたので、当時の写真や資料を引っ張り出してみました。やはりそうでした。この尾根筋は二匹の「龍」が交わっている身体そのもので、頭を海に向けて尾は箱根芦ノ湖に、そして龍の眼・耳・鼻・口から温泉が噴き出す聖なる尾根筋と古代中世には認識されていました。

そして、今回は伊豆山神社と般若院が明治の神仏分離だけでなくほんとに地形的に分離されてしまったようです。救助作業・復旧作業関係者の皆様に伊豆山権現(本地:千手観音・阿弥陀如来・如意輪観音)のご加護を。

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