高尾山トレーニング
雨が降り出す前にと、午前中高尾山半日トレーニング。今日こそ山頂まで45分でと稲荷山コースを登り始めたが、ぐちゃぐちゃ&スリッピーなぬかるみだらけで、10:15に登り始めて山頂11:10。55分でした。曇りの日で今の見所はヤマユリです。ちょうど咲き始めから満開です。
足元が汚れて悪路を避けようと今日も薬王院から1号路を下って高尾でお昼を食べて帰りました。現代の薬王院は修験道に力を入れていらっしゃって、高尾山から歩いて富士山に登る入峰修行を実践中。ここでは、富士山は「浅間大権現」として祭られています。
富士山を仏教的に祭る時には、歴史的には「浅間大菩薩(せんげんだいぼさつ)」とするのが一般的ですが、「浅間大権現」とはかなり珍しい祭り方です。富士山の神仏としての呼称は、古代においては「アサマオオカミ(アサマノオオカミ)」「かぐや姫」、中世になると「浅間大菩薩」「大日如来」、さらに江戸時代以降近世になると記紀神話に登場する神様「コノハナサクヤヒメ」を当てる人々が現れ、明治維新で神仏分離となると古代の「浅間大神」=「コノハナサクヤヒメ」として現在に至っていると認識しております。
神社もお寺も時代と共にどんどん変化しております。だから「伝統」は難しいのです。いつの時代の伝統を指しているのかわからないからです。
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