ウィルス騒動にまつわる聞いたお話

久しぶりの音楽レッスンにいらした某ウクレレ会員様のお話。

　ご自宅でこの三か月近くオンラインで仕事をしていて、もう日本橋の会社には怖いから行きたくないとおっしゃっていました。レッスンの後も怖いから電車に乗らずに一駅歩いて帰るとも、そして、どうしても出社しなければならなかった日は新幹線を使ったそう。一車両に二人しか乗ってなかったから安心したそうです。

さらに、もうご結婚されて別に暮らしている娘さんも在宅勤務中で、娘さん宅では旦那さんも在宅勤務中でお互い集中できないからと、娘さんは実家まで来てテレワーク中だそう。お父さんの方もテレワーク中でオフタイムに時々ウクレレを弾きたい、けど一番のウクレレは良く音が鳴る名器で、テレワークにやってきている娘さんやご家族にうるさがられて怒られる、仕方がないから音の鳴らないイマイチのウクレレを弾く、でもそれでは気持ちも入らないし全然楽しくない、というお話でした。

　世界中あちらこちらで、色んな問題が起こっているのですなあ。でも、万象房の大部屋では大きく開いた窓と講師に向かって不安な様子もなく楽しく練習していらっしゃいました。

　ところで、これだけのウィルス騒動で、直接の知り合いが感染したという話を聞かないなあと思っていたら、このレッスンの某講師の知り合いには５人も出たそうでびっくりしました。早くも3月末～4月初めの時点だそう。それぞれの方は横のつながりもなく、音楽関係でもないそうで、全員すでに快復されたそうですが、もしかしたら自分の知り合いにも実はいるのかなあ、と思いました。