『霊山寺縁起』発見!
日向山霊山寺(現 日向薬師、伊勢原市)のもっとも古態をとどめている縁起は『新編相模国風土記稿』の中に引用されているテキストだけが今まで知られていて、その縁起そのものが見つからない限り全体はわからないとされていましたが、今日見つけました!このウィルス騒動の最中にびっくり仰天!
最近、国立公文書館がデジタルアーカイブで公開した日向薬師の別の縁起があって、それは承知しておりましたが、なんとその後ろに綴じ込んでありました。もとは江戸幕府地誌調所の蔵書なので、『新編相模国風土記稿』の編纂の際に地誌調所が引用したその原本そのもの!これは、日向薬師を調査研究しているどなたも未だかつて目にしていないモノなのです。
近日中に全文を翻刻いたします。
来月13日に伊勢原市内で講演を頼まれていて、その資料を今月中に送らねばならず、慌ててレジュメとパワーポイントを作成しながらこの資料の後ろの方をたまたまPC画面上でめくって目が点になりました。表題からは絶対気付かない。
ただ、その講演会の方は実施されるのかどうか不安ではありますが・・・。
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