房主講演会@伊勢原市中央公民館
本日は伊勢原市中央公民館で開催されました伊勢原郷土史研究会で講演してまいりました。テーマは「江戸幕府地誌調所旧蔵『新編相模国風土記稿』(陸軍文庫本)と霊山の地誌調書上 ―大山と八菅山―」。ご参加者は30名様ほどでしょうか、熱心に聴いて頂きました。
『新編相模国風土記稿』の浄書本「陸軍文庫本」の存在、『大山地誌調書上(写)』の存在、という神奈川県内でもまずほとんどの方が気付いていない重要資料の中身を映写しながらお話いたしました。定説の数々をひっくり返しておりますのでびっくりされた方も沢山いらっしゃったようです。
しかし妄想ではありません。当時の実態とは違う観念上の神仏分離が江戸幕府昌平黌地誌調所で始まっていたこと、「別当寺」という珍概念が地誌調所によって創作されたこと、同時代史料こそがもっとも真実に近いものと信じます。
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