「鎌倉ゆかりの芸能と儀礼」展@神奈川県立歴史博物館
「鎌倉ゆかりの芸能と儀礼」展にやっと行ってまいりました。私の論考が参考文献に使われているという話を聞いていたもので、必ず伺わなくてはと時間を作りました。修験や山岳寺社の展示も含めて鎌倉でくくれるのか?とちょっと無理も感じながらも、さすがに県レベルの展示は集めてくる史資料と文化財のレベルが違うなあととても感心いたしました。皆様もぜひお運びください。
15年ほど前に自分が厚木の七沢の草むらで調査したこの石造碑伝がきれいになって展示されていたのにはびっくりいたしました。突然の再会に感無量。
※この写真は私が2014年に連載で書いていた新聞コラム「法螺貝の響く山」『神奈川新聞』相模原県央10/11版にも、白黒写真ならば拙著『丹沢の行者道を歩く』(白山書房 2005)にも掲載してあります。
図録も購入して解説を読んでいたら、間違い説明も発見。誤解しているなあ、どうやってお伝えしようと思いながら帰ってまいりました。論拠を添えて博物館にお手紙でも出しましょう。
家に帰ってきたら、かつて調査に伺って先日最新の拙稿をお送りした清川村のお寺から調査研究賛助のお志が届いておりました。確かに、昨年から今年にかけては京都まで調査に行ったり愛川町に通ったりとずいぶん出費がかさんだので大変ありがたいことです。他の研究者の皆様は大学の先生や博物館の学芸員なのでもうちょとお金のやりくりに融通が利くのでしょうが、現在、在野のインディーズ研究者の私にとっては出るばかりなので、かなり心に響くお手紙とお志でありました。合掌。
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