夏山2016
雲海の向こうの湖から、深い霧の中を、ヤマビルと闘いながら!三つの山を越えて、1805年(文化五年)にあの頂を目指した佐藤さんの歩いた尾根筋を辿り、その景観を写真に収め、1881年(明治14年)に竹内さんが納めた不動明王像の碑文を撮影して来るというミッション。結局、霧と雲が多い中、遠方まで写真撮影可能な時間帯は、自分が尾根筋をピストンして誰にも会わなかった二日目朝6時30分から8時までだけという奇跡。
これで、来月の学術誌に掲載される自分の論文の校正作業が終わらせられます。そして、来年、出版するつもりの著書の挿入写真もだいたい揃いました。
医療用インソール装着により新登山靴だったのが、やはり靴擦れの原因になり、トンネルだらけの超長い林道歩きが辛かった。しかし、この林道が今、トンネルと青い水で観光スポットになっていて若いカップルもいっぱい。10kmを上り下りして楽しいのかな?
山で出会った植物メモ
ツキヨタケ(有名な毒キノコ、夜光る、しいたけそっくりで美味しそう)、マルバダケブキ(霧の中で黄色い花)、シモツケソウ(今、沢山咲いてるピンクの花)、フジアザミ(紫の花の大きなアザミ)、ソバナ(青紫の下向きの花)、ウツボグサ(弓矢を入れるウツボに似ている)、ホソバテンナンショウ(真赤な実)、ヤマホタルブクロ、シロソウメンタケ(植物ではなくキノコ)、ホソエノアザミ(ひっつきそうな実)、マルミノヤマゴボウ(赤さが目立つ実の季節)
« ラグビー7人制日本代表の快挙! | トップページ | 8/16(火)-8/22(月)万象房予定 »
コメント