シモン・ピエール追悼文集
2004年に京都 聖護院の山伏の葛城修行に出発する前夜、2階でたまたま隣に寝ていた縁で、その後の大峰奥駈修行以来ずっと仲良くさせてもらっていた故シモン・ピエールさんの追悼文集がフランスから送られてきました。もと名古屋大学教員で奥様のフォベルグ・クレール先生が送って下さいました。
プロの武道家としてフランスにおける日本武道の普及者であり、日本文化を深く愛する研究者でありました。こんなに日本人の伝統を客観的に独りよがりでなく愛する人間を私は身近に知りません。大峰で私が撮ったこちらを見てほほ笑む彼の写真がひときわ大きく掲載されているページを開いた時、涙がこみ上げてきました。
密度の濃い時間を共有出来たことを誇りに思います。また国立国会図書館の食堂でランチをしながら日本語・英語・フランス語ちゃんぽんで色々な話をしたかったです。
残念なのは、この文集のほとんどがフランス語なので、さて・・・。
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