大山下見
毎月第4火曜日に実施している歴史地理&自然ウォーキング講座の下見に大山を歩き回ってまいりました。
山中は深い霧。佇む小鹿さんも紅葉も霧の中。
登山道が整備されて以前よりも訪ねやすくなった大瀧へも足を伸ばし、歌川国芳『大山石尊大瀧之図』と比較。大山へ登る前に身を清める皆さん。今ならヤマビルの餌食かな?
倒されている不思議な石造物も発見。「石尊御本地 当国三十三所 第二十番札所」と書いてあります。江戸時代までは、大山の有名な神様は山頂「石尊権現」、有名な仏様は大山寺「鉄不動明王」、二重滝「倶利伽羅不動明王」。ところが、今では忘れられたもう一つ、石尊権現が仏となって現われる時は「十一面観音」。その観音様が巡礼コースに組み込まれていたのか!?「相模三十三所巡礼」?今はないコース?ちょっと調べてみたくなりました。
夕方には晴れて、茅野市から伊勢原市に送られた諏訪大社の御柱が青空に聳えていました。
11月25日(火) ※空きはありません(現在キャンセル待ち5名様)
「大山参りと幻の大山修験―大山信仰の起源を訪ねる―」
http://musictown2000.sub.jp/banshowboh/walking_kigawas.html
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