博物館めぐり
久しぶりに仕事をしないで休日にしました。何ヶ月ぶりだろう。朝から、横浜の県立金沢文庫、午後になって上野に移動し、東京藝術大学博物館、それから国立博物館。
丸一日使ってたっぷり三館をはしごしました。とっても良い勉強になりました。
金沢文庫「中世密教と〈玉体安穏〉の祈り」は、実は明治はじめの神仏分離までは、天皇の即位をはじめ天皇の重要な儀式の中で様々な密教儀礼が行われていたのですが、それを豊富な資料で紹介するもので、日本文化の根幹に仏教が欠かせないものである事を実感できる展示です。
東京藝術大学博物館「観音の里の祈りとくらし展-びわ湖・長浜のホトケたち-」。小さめの展示ではありますがこれは楽しみにしていました。浄土真宗地帯ながら密教的古代観音菩薩像が密集して残り信仰されている琵琶湖東北部。それを普段拝観するのには何日もかかるのが一部屋に並んでいらっしゃる!
国立博物館「開山・栄西禅師 800年遠忌 特別展『栄西と建仁寺』」。お宝がたくさん。でも、そんな美術工芸品にさほど興味がある訳ではなく、実は密教僧でもあった栄西にまつわる史料を拝見したかったのであります。入館料が高かった。
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