第34回 日本山岳修験学会 太宰府・宝満山学術大会
福岡県の太宰府で開催された第34回日本山岳修験学会学術大会に参加してまいりました。九州北部は、かつて全国にあった巨大山岳寺院遺跡が集中しているエリアで、その様相はどのお山も「九州のマチュピチュ?」と呼びたいくらいに見事なものです。古代・中世において日本の対外的な表玄関である太宰府と博多を宗教的に護る役目を与えられていたのが宝満山。古代神祇祭祀の時代、修験霊山の時代、そして現在。日本の山岳霊場の中でもとりわけ長くて当時の社会や国際情勢にも翻弄された歴史。とても良い研修になりました。九州北部の修験霊山の山伏の鈴懸(法衣)は赤や青や緑や黄色ととっても素敵。食べ物も美味しかった。豚骨ラーメン、モツ鍋、水炊き、キビナゴの天婦羅、ゴマさば、・・・・、一通り頂きました。
そして、私は学術会議終了後にフィールドワーク登山に向かう予定の英彦山の効率的行動計画を練るべく、あっちの大学教員、こっちの学芸員と、英彦山研究のプロ研究者の皆様からアドバイスを受け、モデルコースまで作って頂いたのでした。
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