討つ者も 討たるる者も かわらけよ くだけて後は もとの土くれ
南アメリカがスペインやポルトガルに侵略され始めた頃、1516年(永正十三)夏、日本の戦国時代はじめ、三浦半島と平塚の岡崎あたりを拠点に現神奈川県エリアの覇権を握っていた三浦党最後の当主 三浦義同(道寸)が、小田原の伊勢宗瑞(北条早雲)に攻め滅ぼされる時に「討つ者も 討たるる者も かわらけよ くだけて後は もとの土くれ」と詠んだと伝えられております。哲学的な真理です。大好きな歌であります。私も「土くれ」に帰る所存です。が、この歌が辞世の句であるとされている根拠はどこにあるのか?今日の夕方は、『新横須賀市史 資料編 古代・中世編Ⅱ』を漁って、その根拠が『北条五代記』と知りました。17世紀初、江戸時代初、死から100年経っているから、ほんとかなぁ、どうかなぁ、話を作っちゃったんじゃないのかなぁ?と、まず疑ってみるのが正しい「楽しい勉強」なのです。
さて、
6月26日(火)の歴史地理&自然ウォーキング「三浦半島・衣笠を歩く―相模武士三浦氏と横須賀しょうぶ園―」、その三浦党の平安時代・鎌倉時代の歴史を中心に歩きます。植物・自然情報も盛り沢山です。一回参加も可能です。詳細はコチラ↓
http://musictown2000.sub.jp/banshowboh/walking_kigawas.html
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