第32回日本山岳修験学会聖護院学術大会＠京都＆大阪箕面

 9/3（土）-9/5（月）第32回日本山岳修験学会聖護院学術大会＠京都＆大阪箕面。
　今回、山岳宗教研究を何十年にもわたってリードして来られた宮家準 慶応大学名誉教授（宗教学）が会長職をご退任され、新会長として鈴木正崇 慶応大学教授（文化人類学）が就任されるという歴史的瞬間に立ち会うことが出来ました。台風が接近＆通過する中、興味深い内容を含んだたくさんの研究発表も拝聴出来ました。
　最終日の巡検では、多少の雨には降られながらも箕面天上ヶ岳に久しぶりに聖護院の山伏さんたちと一緒に法螺貝の響く中を登拝させて頂きました。しかし、学術会議に参加しているのに、なんで朝起きる時に「昨日ちょっと飲みすぎたなぁ」と反省しながら起床しているのか、我ながらちょっとおかしい。お土産は買いました。もちろん「聖護院八ツ橋」。
　来年の会場は世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の大峰山。住所は奈良県吉野郡天川村（てんかわむら♪）です。しかもまた9月初旬です。ご興味のある方、研究者じゃなくてもお勧めです。ぜひご参加下さい。お問合せ先はコチラ↓です。
http://www.sangakushugen.jp/applicationsandinquiries.html

※今回、ご挨拶にいらっしゃるはずだった天川村の村長さんと助役さんは台風による災害発生のためお休みでした。熊野那智でも甚大な被害があった模様。四十八滝の一つも岩の崩落で消失したとの報道もあり。日本を代表する一大聖地が大変なことになっております。