LIVE!『ラーガ宇宙…声のマニフェステーション、北インド古典音楽ドゥルパド声楽』
この企画はインドから一時帰国したカリスマShreeの短い日本ライブツアーの最終日ということだったようです。不勉強でよくわかってませんでした。インド音楽の素人が聴いても、明らかにホンモノです。初めてお目にかかるタンブーラ(タブラマシンの元になった楽器?)やパカワジ(タブラの元になった楽器)も登場して、不思議な夜が更けていくのでした。最後のステージには我らが国分明子(シタール)も登場。お客様のヴァラエティも、ヨガの先生や生徒さん、インド声楽をやっている方、シタールをやっている方、インド音楽好き英国人、インド舞踊のダンサーさん、etc.....。結局、この空間にいる20名ほどの中でインド周辺に滞在経験が無い人は、私と"たいしゅん"(でも実はシタールも持っていて弾いてる)だけだった模様。
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10月15日(金) 19:00 open 20:00>>
LIVE!『ラーガ宇宙…声のマニフェステーション、北インド古典音楽ドゥルパド声楽』
♪Shree〈桂まりこ〉(ドゥルパド声楽) from インド
&カネコテツヤ(パカワジ) from 名古屋
シタール教室講師 国分明子が持ち込んできたすごいライブです。ヨガ愛好者の皆様もぜひ聴いて下さい。13世紀って鎌倉時代ですよ!モンゴルの大帝国「元」が日本に攻めてきた時ですよ。800年の時空を超えて梵我一如の世界へ。真のトリップです。
詳細解説
「ドゥルパドは、現存するインド古典音楽の様式の中で、最古のものでありもっとも重厚です。13世紀ごろに登場したスタイルと言われています。15~6世紀、ムガール朝で宮廷音楽に迎えられた頃が、ドゥルパドの一番興隆した時代ですが、もともとは、ヒンドゥーの宗教的な求道の音楽でした。
ドゥルパド声楽の発声方法や練習方法、技巧などは、ヨーガがベースです。音楽を神に捧げ、神の名前を歌い、神を歌い讃えることで、神との合一を目指すということです。
実際の演奏では、歌い手は、ラーガと呼ばれる旋律の型をほぼ即興で展開していきます。
数千あるとも言われるラーガは、そのひとつひとつに名前と 固有な情感(ラサ) があります。それぞれ使用される音の組み合わせと順列そして固有の旋法が決まっていて、演奏者はその枠内でそのラーガを即興で表現していきます。また個々に演奏されるべき時間や季節が指定され、さまざまな宇宙の原理と結びついているとされています。このように、インド古典音楽は西洋音楽と違い、「曲」を演奏するのではなく、一つの旋律型を取りあげて即興で表していくと言うラーガ演奏なのです。
ドゥルパドでは、ひとつのラーガの演奏はふたつのパートから成り立ちます。『アーラープ』と呼ばれる歌い手のソロの即興部分と、パカーワジというドゥルパドの両面太鼓との合奏部分です。」
¥2500(ドリンク&フード別)
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