第29回日本山岳修験学会妙高学術大会
妙高高原は冬が始まっていました。山頂付近は雪景色、山麓は紅葉。今回の大会も、歴史・民俗・宗教・思想史・考古・地理と学問分野の垣根を越えて素晴らしい研究発表が盛り沢山でとても勉強になりました。硫黄分たっぷりの燕温泉の湯、しかも僕がかつて論文をたくさん読ませて頂いた もと駒沢大学教授の長野先生と同室で、柄にもなく緊張いたしました。リンゴの天麩羅も地酒も美味しかった。
ところで、来年は第30回記念大会が和歌山県・高野山で開催されます(2009年10/31~11/2)。「自然環境と宗教文化の関わり」にご興味のある方はぜひご参加下さい。漫然と旅をして景色を見るのも悪くありませんが、名所旧跡の案内掲示板の類はかなり嘘が多いのも現実で、その土地に積み重ねられてきた「文化」の様相の真実をみんなで探る旅、もっと面白いです。
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