お知らせ

2023年9月29日 (金)

第9回 相模国霊場研究会のお知らせ

6月第一月曜と11月第一月曜に開催している研究情報交換会「相模国霊場研究会」では、宗教学・歴史学・民俗学・文化人類学・考古学・地理学・文学・建築学・生物学といった学問分野を越えてご参加下さる方を募っています。次回の第9回の詳細が決まりましたのでお知らせいたします。お申し込みはホームページをご覧下さい。

----------------
【日時】11月6日(月) 15時開場・会場準備・受付開始
 15時20分~18時30分
【場所】
相模原市立 市民・大学交流センターユニコムプラザさがみはら(小田急線相模大野駅 徒歩2分)
ミーティングルーム4
【会費】 500円(場所代+事務諸経費)

【研究発表】

1) 呉 珂(神奈川大学大学院 歴史民俗資料学研究科 博士後期課程)
「近現代相模大山の景観変遷と先導師の景観操作:絵地図、絵はがき資料と現在の動き」

2)飯塚 利行(清川村 文化財保護委員長)
『煤ヶ谷地区に残されたニホンオオカミの頭骨や前肢と武蔵御嶽信仰』

http://banshowboh.world.coocan.jp/sagami_study/index.htm

2023年8月17日 (木)

国立公文書館蔵『相州大住郡日向薬師縁起』(「相州大住郡日向薬師縁記 全」)後段の全文の翻刻をアップしました。

http://musictown2000.sub.jp/history/ryousenjiengi.htm

2023年7月 6日 (木)

清川村のオオカミの骨

202375

 相模国霊場研究会の次回第9回でご発表予定の飯塚利行さん(清川村文化財保護委員長)の調査の様子が神奈川新聞に掲載されました!

2023年6月 5日 (月)

第8回 相模国霊場研究会

351453994_1656270884798704_4272913880482352056413_3641635769399155_4765075385625Img_4674

有意義な研究会となりました。しかも、初参加の方が4名様も!ご参加ありがとうございました。神奈川新聞社の取材までして頂きました。

私の発表、『大山地誌調書上』につきましては、これにて完結。一年間にわたり全20部を翻刻して皆様にお示しいたしました。これを元に編纂された『新編相模国風土記稿』と合わせて分析することで、大山山内の認識と江戸幕府地誌調所の認識のズレや、山内の詳細な実態も見える部分があることをお示しできたかと思います。

川島先生の 「玉餘道人『相州大山順路之記』からみた江戸時代の大山の風景」につきましては、この史料だけに限らず、新発見の道中記や記録の数々を詳細に解説して頂いて、大山参りと大山道についての同時代史料による実態と通説との乖離を含めて、膨大な研究蓄積情報量の多さで、大変勉強になりました。

さて、次回第9回は11月6日(月)15時開場、同じく相模大野ユニコムプラザさがみはら ミーティングルーム4で開催します。ご発表は、飯塚利行さん(清川村 文化財保護委員)と呉 珂さん(神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科 博士後期課程)のお2人に決まりました。

旧相模国エリアの寺社・巡礼・霊山・信仰対象物などについての研究情報交換会です。ご興味のある方のご参加をお待ちしております。

http://banshowboh.world.coocan.jp/sagami_study/index.htm

2023年5月 6日 (土)

相模国霊場研究会 第8回のご案内

Sagami_reijou_kennkyukai_vol8

ご参加者を募っております。何卒よろしくお願いいたします。
http://banshowboh.world.coocan.jp/sagami_study/

2023年2月14日 (火)

金沢文庫 特別展「旅する、大蔵経―称名寺所蔵宋版一切経の道程―」

Img_5627Img_5628

フィールドワークガイド仕事の下見で横須賀まで出張したついでに、帰り際、金沢文庫の特別展「旅する、大蔵経―称名寺所蔵宋版一切経の道程―」に研修のため足を延ばしました。これはかなり手ごわい内容で、一般の皆様にこの内容を伝えるのはなかなか大変だろうなあと思いながらも、(現国名で言えば)インド・イラン・パキスタン・ウズベキスタン・パキスタン・中国ウイグル自治区など各所から中国にやって来て経典を翻訳したお坊さんたちや中国からインドへ渡ってたくさんの経典を持ち帰って翻訳したお坊さんたち、つまり「三蔵法師」が日本の文化にどれだけ大きな影響を与えたのか!と改めて思いながら勉強させて頂きました。2023年3月21日(火)までです。

余計なことを言うと、なぜアジア全体地図や東アジア地図を展示に使わないのでしょう?と素朴な疑問。閉館間際だったのでアンケートは書いていないので後出しコメントになりますが。

2023年1月23日 (月)

清川村生涯学習課 歴史講座「丹沢山麓の山伏と相模の村里」無事終了しました。

Img_3530_20230123002401Img_3535_20230123002401Img_3514_20230123002401

本日は神奈川県愛甲郡清川村に出張してまいりました。清川村煤ヶ谷と江戸時代以前の山伏との関わりをテーマに講師を務めてまいりました。

明治5年に政府によって山伏という職業が禁止される前の数百年に及ぶ山伏と煤ヶ谷の関りをテーマに各時代の史料をもとに解説。定員を大幅に超える皆様が聴きに来て下さり感謝感激でありました。

このコロナ禍、あつぎ郷土博物館で決まっていた私の講演会が緊急事態宣言やまん延防止措置などで2回も直前に中止になってしまっていたので、久しぶりの講演でした。

終了後は、煤ヶ谷の先輩のお宅で打上げ🍺。飲まされました😵やっとの思いで町田まで帰り着きました。でも、フグちり鍋やフグのから揚げなど何十年ぶりに頂きほっぺたが落ちた状態でお暇いたしました。ありがとうございましたm(_ _)m。

2022年12月 9日 (金)

第8回 相模国霊場研究会のお知らせ

第8回相模国霊場研究会の会場使用予約手続きが昨日無事終わりました。
以下の予定通りになりますのでお知らせいたします。
ただ、会費の申請を500円としてしまいました(当初の予定では600円)。残金があるので今回に限りこういたします。

【日時】
2023年(令和5年)6月5日(月)
 15時開場・会場準備・受付開始
 15時20分~18時30分

【場所】
相模原市立 市民・大学交流センター
ユニコムプラザさがみはら
(小田急線相模大野駅 徒歩2分)
ミーティングルーム4(定員30名のところ感染症対策のため20名)

【会費】500円(場所代+事務諸経費)

詳細はホームページ↓をご覧ください。
http://banshowboh.world.coocan.jp/sagami_study/

2022年11月24日 (木)

国学院大学博物館特別展「走湯山と伊豆修験―知られざる山伏たちの足跡―」

Img_4908

国学院大学博物館特別展「走湯山と伊豆修験―知られざる山伏たちの足跡―」を拝見して研修してきました。

2007年頃の拙著や拙論でも紹介したことのある伊豆半島を時計回りに巡礼していた修行(「伊豆峰」)についての考古学的知見からの展示。丹沢山地エリアと同様、明治時代初めに途絶えてしまっているし全国的にはあまり知られている修験集団ではないのでこうやって特集するのは大変有意義だと思います。史料がそれほど残っているわけではない中で周辺分野の情報をうまく活用していて見ごたえもありました。

ただ、タイトルの「伊豆修験」の用語は果たして適切なのかしらん?「伊豆走湯山修験」または「伊豆山修験」の略称として使っているのでしょうが、「~修験」という用語は所属一山(または寺社)名と組み合わせて使うべきではないのかしらん?伊豆国には別組織に所属していた山伏もいたはずですしねえ。

会期は11月12日(土)~1月22日(日)です。皆様にお勧めいたします。
http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2022_shugend

2022年11月 9日 (水)

第7回 相模国霊場研究会のご報告

Img_2896312462083_890458168605666_72310537339613312495515_618685259997897_18370787061327

今回はご参加者が少な目だったのが少し残念ではありましたが、薩摩花太夫さん(説教節語り)・京屋巧さん(三味線)による『小栗判官一代記 照手姫車引きの段』の実演から始まりましたので、最後まで飽きることのない研究会となりました。説教節の会の皆さんは八王子を中心に活動していらっしゃるので、どうしても多摩地域における説教節の変遷と現状のお話が多くなりましたが、藤沢から始まり、熊野本宮の温泉で復活する『小栗判官』のストーリーは相模国の霊場文化を考える上で踏まえておかなくてはならないものと心得ています。

後半の城川の発表は、『大山地誌調書上』20部中の最後の「八大坊」までの準備をする余裕がありませんでしたので、また後日、その3「八大坊」という形で翻刻をお示ししたいと思っています。

なお、今回は、会場の「ユニコムさがみはら」ミーティングルームで、楽器演奏が許されていなかったことを全く知らずに、企画を実施してしまいました。今回、「ユニコムさがみはら」のご担当者様の皆様には、誠に申し訳なく思っております。今後は、演奏を含む企画を実施する場合は、別の会場をセッティングしてご迷惑をかけないようにいたします。

次回8回は2023年6月5日(月)の予定です。詳細は会場が確保出来てから後日公表いたします。
http://banshowboh.world.coocan.jp/sagami_study/index.htm

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

2023年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ