史料

2023年1月23日 (月)

清川村生涯学習課 歴史講座「丹沢山麓の山伏と相模の村里」無事終了しました。

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本日は神奈川県愛甲郡清川村に出張してまいりました。清川村煤ヶ谷と江戸時代以前の山伏との関わりをテーマに講師を務めてまいりました。

明治5年に政府によって山伏という職業が禁止される前の数百年に及ぶ山伏と煤ヶ谷の関りをテーマに各時代の史料をもとに解説。定員を大幅に超える皆様が聴きに来て下さり感謝感激でありました。

このコロナ禍、あつぎ郷土博物館で決まっていた私の講演会が緊急事態宣言やまん延防止措置などで2回も直前に中止になってしまっていたので、久しぶりの講演でした。

終了後は、煤ヶ谷の先輩のお宅で打上げ🍺。飲まされました😵やっとの思いで町田まで帰り着きました。でも、フグちり鍋やフグのから揚げなど何十年ぶりに頂きほっぺたが落ちた状態でお暇いたしました。ありがとうございましたm(_ _)m。

2022年12月 9日 (金)

第8回 相模国霊場研究会のお知らせ

第8回相模国霊場研究会の会場使用予約手続きが昨日無事終わりました。
以下の予定通りになりますのでお知らせいたします。
ただ、会費の申請を500円としてしまいました(当初の予定では600円)。残金があるので今回に限りこういたします。

【日時】
2023年(令和5年)6月5日(月)
 15時開場・会場準備・受付開始
 15時20分~18時30分

【場所】
相模原市立 市民・大学交流センター
ユニコムプラザさがみはら
(小田急線相模大野駅 徒歩2分)
ミーティングルーム4(定員30名のところ感染症対策のため20名)

【会費】500円(場所代+事務諸経費)

詳細はホームページ↓をご覧ください。
http://banshowboh.world.coocan.jp/sagami_study/

2022年11月 9日 (水)

第7回 相模国霊場研究会のご報告

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今回はご参加者が少な目だったのが少し残念ではありましたが、薩摩花太夫さん(説教節語り)・京屋巧さん(三味線)による『小栗判官一代記 照手姫車引きの段』の実演から始まりましたので、最後まで飽きることのない研究会となりました。説教節の会の皆さんは八王子を中心に活動していらっしゃるので、どうしても多摩地域における説教節の変遷と現状のお話が多くなりましたが、藤沢から始まり、熊野本宮の温泉で復活する『小栗判官』のストーリーは相模国の霊場文化を考える上で踏まえておかなくてはならないものと心得ています。

後半の城川の発表は、『大山地誌調書上』20部中の最後の「八大坊」までの準備をする余裕がありませんでしたので、また後日、その3「八大坊」という形で翻刻をお示ししたいと思っています。

なお、今回は、会場の「ユニコムさがみはら」ミーティングルームで、楽器演奏が許されていなかったことを全く知らずに、企画を実施してしまいました。今回、「ユニコムさがみはら」のご担当者様の皆様には、誠に申し訳なく思っております。今後は、演奏を含む企画を実施する場合は、別の会場をセッティングしてご迷惑をかけないようにいたします。

次回8回は2023年6月5日(月)の予定です。詳細は会場が確保出来てから後日公表いたします。
http://banshowboh.world.coocan.jp/sagami_study/index.htm

2022年10月21日 (金)

信州高遠石工の世界一日フィールドワーク

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本日は長野県飯田で開催される日本山岳修験学会第42回学術大会に合わせて前乗りで伊那市高遠をフィールドワーク。

丹沢山麓から小田急線沿線エリアの江戸時代の石造物・石仏文化のルーツの地の一つともいえる近世高遠石工の生活空間に残る、そして近代現代にも造像され続けた石造物の量と大きさにびっくりし、近世の郷土の偉人として今も尊敬されているスーパー石工たちの存在にもびっくりいたしました。

歴史博物館の学芸員の方も、畑仕事中の方も、犬の散歩中の方も、みな目当ての石造物を親切に教えて下さいました。ありがとうございました。

2022年8月 8日 (月)

フリーア美術館(ワシントンD.C.)ウェブページの『熊野宮曼荼羅』の解説タイトルが間違ってる。

https://asia.si.edu/object/search/kumano
 ↑
「新宮」と「那智」の解説が入れ替わってますよ。

2022年8月 4日 (木)

中世の丹沢山地 史料集『新編相模国風土記稿』「大山」の諸本記載内容異同箇所を一つ追加しました。

http://musictown2000.sub.jp/history/hudokikoh_ohyama.html

現在、11月の相模国霊場研究会に向けて、天保6年『大山地誌調書上』(東京大学史料編纂所蔵謄写版)の翻刻見直し作業を暇を見つけて少しずつやっておりますが、『大山縁起』真名本からの引用部分を比較するために、小島瓔禮先生の『神奈川県語り物資料―相模大山縁起―』(神奈川県教育委員会 1970)を覗いた瞬間、『風土記稿』刊行本の間違いを小島先生が註で指摘していらっしゃることに今頃気付きました。

その部分、全部見比べてみました。確かに「婆」が「姿」になっていました。二重滝のところです。雄山閣刊行本では119ページ上段2行目。恐れ入りました。まだありそうです。追々追加していきます。

2022年6月22日 (水)

144ページの図「浄書本と内閣文庫本の筆跡比較」(『新編相模国風土記稿』)

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いよいよ最後の図です。話を分かりやすくするために、八菅山が江戸幕府地誌調所に提出した報告書から、現代の我々が図書館で今までよく閲覧していた雄山閣本までのテクスト筆写の流れを図式化してみました。

この「碑伝二基」の部分については、内閣文庫本のみがサイズを間違えて記述してしまっているのは本書でお示しした通り。

そして、この件につきましては、以下提言いたします。
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◆ 神奈川県及び各市町村への提言
「 陸軍文庫本を県民・市民・町民・村民が閲覧出来るように行政として予算化して取り組んで下さい」

※ 陸軍文庫本の複写には多額の費用がかかります。
(1枚につき213円=撮影130円+入紙13円+フィルム伸ばし70円)
※ 国会図書館での正式タイトル名は
『新編相模国風土記稿:125巻首1巻』(種別:和古書・漢籍)
請求記号:W244-4  国立国会図書館書誌ID:000003284871
※ 閲覧は古典籍資料室で可能

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神奈川県立図書館にも、旧知の神奈川県議会議員にも直接提言いたしましたが、自分が生きている間に実現しそうな気がしないので、これが大事なことであるとお気づきの方はぜひ働きかけをお願いいたします。多くの地方自治体が、内閣文庫本が一番正確なはずという勘違いで貴重な住民税を無駄にしました。

2022年6月 6日 (月)

第6回 相模国霊場研究会

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「相模国霊場研究会」の第6回が相模大野の相模原市立市民・大学交流センターユニコムプラザさがみはらで開催されました。

本日の発表者は1)Kozic Joskoさん(ハイデルベルク大学大学院博士課程:ドイツ)「海外から観て研究される「修験道スタディーズ」と国境を越えた「グローバル修験道」 -大山信仰を軸に-」、と 2)私 城川 隆生「『大山地誌調書上』を読む(その1)」。

初対面のKozic Joskoさんのご発表に日本愛を感じたのは私だけではないと思います。欧米からも注目される日本の宗教文化。面白い時代ですぞ。

自分の発表は、研究発表というよりも史料紹介。歴史学・宗教学・民俗学 他の研究者、歴史ガイド、地方自治体教育委員会などの皆様に活用して頂ければという気持ちで、次回も今日の続きの部分を活字化してご紹介いたします。

次回は11月7日(月)15時、同じ場所です。
http://banshowboh.world.coocan.jp/sagami_study/

2022年6月 2日 (木)

大山町調査(伊勢原市)その2

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本日も天保6年(1835)『大山地誌調書上』に記録されている石造物を調べに大山町まで出張。大山寺の受付の方と貴重な情報交換も出来て良かったのですが、山から良弁滝のあたりまで下って来たら、消防車が停まって消防士の皆さんが何か作業してるな?とふと川の向こう側の良弁滝に隣接する「かめ井旅館」さんの方に目を向けてみたら、月曜日にはあった建物がこのようにすべて消えていました。よく見れば辺り一面焼け焦げて焼失していることがわかりました。

立入禁止ロープが張られた火事場から出てきた近所の方らしき方に聞けば、なんと一昨日の朝、火事で燃えてしまったそう。びっくりいたしました。ニュースを検索したら確かに!

https://www.fnn.jp/articles/-/368625

その近所の方は親戚で、「かめ井旅館」さんの飼い猫が見つからないから探していらっしゃるとのこと。

かめ井旅館さんは、天保6年に江戸幕府地誌調所に提出した『大山地誌調書上』では「本山京都聖護院末流 同六角住心院触下」「修験御師兼帯」「天台宗 藤之坊」とあります。その当時は後継ぎが絶えていたのか「当体無之ニ付」「後見 久蔵」さんがこの報告書を書いています。そして、良弁滝と良弁堂周辺の諸堂はこの藤之坊の支配下にありました。

大山のふもとに江戸時代の終わりまで続いた希少な山伏にゆかりの場で大変な災難。人的被害がなかったのがせめてもの救い。

2022年5月30日 (月)

大山町調査(伊勢原市)

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本日は天保6年(1835)『大山地誌調書上』に記録されている石造物で現存しているものがあれば写真におさめようと大山の麓まででかけました。

享保12年(1727)の夏、大山のふもとに石碑が建てられました。当時、大山山頂に祭られていた石尊権現(今は阿夫利神社本社)は救済の仏様、十一面観音菩薩でもあるとされていて、その記念碑のような石碑。その十一面観音を祭っていたお寺の跡地に、300年の時を超えてその石碑はまだ現存しています。「石尊御本地」とはっきり読めます。でも、ご覧のように今は横倒しになって単なる物置台。

この話も含めて、万象房で事務局を務めている相模国霊場研究会の第6回を6月6日(月)に相模大野で開催いたします。現在14名ご参加予定。5/31まで申し込みを受け付けています。ご興味のある方いらっしゃいましたらご連絡ください。
http://banshowboh.world.coocan.jp/sagami_study/

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