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Book&Magazine/本と雑誌

2017年4月18日 (火)

さてさて

新刊のご本を先輩研究者から贈呈されたのですが、思いっきり間違った説を書いていらっしゃる部分がある。日本古代中世宗教史の定説からすると大外れの説。神社の主張通りに書かざるをえない理由があるのか?それともそう思い込んでいらっしゃるのか?

礼状に、この説は違います、と書いてお出しすべきか?さてさて。この本はたぶん売れるので、このような珍説がこれからまかり通るのはこの国の将来にとって恐ろしい。

2016年12月 2日 (金)

万象房新聞 第7号

2016年11月30日 (水)

大山不動

今、本を書いています。神奈川新聞に連載していた「法螺貝の響く山 丹沢山岳宗教講座」全20話にさらに30話を足して文章量も増やしながらの書き下ろしの予定。ただ、執筆時間が限られる上、想像や妄想で書いてはいけない世界。資料と史実と研究動向を漏らさず睨んでおかなければなりません。遅々として進みませんが、来年には何とかしたい。

今日は、昨年から始まった文化庁の新しい文化施策「文化遺産」に認定されて盛り上がっている大山(戸庶民の信仰と行楽の地~巨大な木太刀を担いで「大山詣り」~)のお不動さんが霊木仏だった時代、つまり鎌倉時代中期以前(鉄仏以前)の不動明王像を『大山縁起』(真名本)から考えていました。一本の「槻」を彫り出して本尊にしたと書いてある。これは「ツキ」、「ケヤキ」の古名。
 
現在、大山寺に安置されている平安仏の木造不動明王像の材質は「ヒノキ」の寄木造、12世紀頃の作。これ以前にも木造不動明王像があったか?いずれにしても日本で不動明王像が造像され始めたのは9世紀以降。・・・と、こんな感じでなかなか終わらない訳です。

2016年10月12日 (水)

原稿書き

来年中に出版したいと思っている自著は全50話で各話に写真を入れて、一般向けでなおかつどこからでも読み始められるような形にしたいと思っています。

でも、証拠、つまり同時代テクスト(古文書、石造物、縁起など)を大切に、現代文に訳しながら書いています。どこの出版社に持ち込むかはまだ未定。現在35話まで書き進みました。しかし、ゆっくり書く時間がなかなかない。
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2003年、初めての入峰修行から十三年。研究をし論文を書いているのも、この南関東で、証拠に基づき科学的に山岳宗教の過去を調べ伝えたいとの思いのみです。それがこの社会の未来に必要だと思うから。ガセネタの多い世界です。宗教の世界には公正取引委員会も消費者庁もありません(政治の世界もそうかも)。

2016年8月26日 (金)

『Rolling Coconuts #72』入荷しました。

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ウクレレ情報誌、『ローリング・ココナッツ』#72号、本日入荷いたしました。
 
お客様、会員様に先着順で差し上げます。EbAkのソロアルバム『Catch-up Time』がウクレレ関連情報コーナーで紹介されてますよー(^^♪。

2016年8月15日 (月)

夏山2016

Dscn9804Dscn9735 Dscn9756 Tohhiru20160813 Dscn9829雲海の向こうの湖から、深い霧の中を、ヤマビルと闘いながら!三つの山を越えて、1805年(文化五年)にあの頂を目指した佐藤さんの歩いた尾根筋を辿り、その景観を写真に収め、1881年(明治14年)に竹内さんが納めた不動明王像の碑文を撮影して来るというミッション。結局、霧と雲が多い中、遠方まで写真撮影可能な時間帯は、自分が尾根筋をピストンして誰にも会わなかった二日目朝6時30分から8時までだけという奇跡。

これで、来月の学術誌に掲載される自分の論文の校正作業が終わらせられます。そして、来年、出版するつもりの著書の挿入写真もだいたい揃いました。
 
Dscn9698_2下りは山塊の反対側にあるもう一つの湖まで歩きました。なかなかにハードでありましたが無事(?)に帰還いたしました。
 
医療用インソール装着により新登山靴だったのが、やはり靴擦れの原因になり、トンネルだらけの超長い林道歩きが辛かった。しかし、この林道が今、トンネルと青い水で観光スポットになっていて若いカップルもいっぱい。10kmを上り下りして楽しいのかな?
 
山で出会った植物メモ
ツキヨタケ(有名な毒キノコ、夜光る、しいたけそっくりで美味しそう)、マルバダケブキ(霧の中で黄色い花)、シモツケソウ(今、沢山咲いてるピンクの花)、フジアザミ(紫の花の大きなアザミ)、ソバナ(青紫の下向きの花)、ウツボグサ(弓矢を入れるウツボに似ている)、ホソバテンナンショウ(真赤な実)、ヤマホタルブクロ、シロソウメンタケ(植物ではなくキノコ)、ホソエノアザミ(ひっつきそうな実)、マルミノヤマゴボウ(赤さが目立つ実の季節)
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Dscn9811Dscn9812Dscn9814Dscn9817Dscn9878※以上、神奈川県植物誌調査会代表による写真鑑定               

2016年7月 8日 (金)

金曜Barナイト 土門秀明 生BGMの夜

Book_domon Dscn9357 箱根から帰ってきて万象房のドアを開けたらびっくりお客様がたくさん!ありがとうございます!。今宵は面白い趣向がいくつもあってお客様も喜んでいらっしゃいました。なんとkoma3も飛び入り。楽しい夜でしたよ~。

 
しかし、客層が、すごかった。世界的某ギタリストや、スラックキーギターの大御所や、フォルクローレギターの先生や、・・・・。自分だったらこんな状況で演奏したくない。さすが、百戦錬磨の土門さん!と感心いたしました。

2016年6月 1日 (水)

新着図書

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万象房で閲覧可能な本。比較的新しいのはこの3冊。

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『地下鉄のギタリスト』
金曜Barナイトで時々バスキングライブをやって頂くギタリスト土門秀明さんのロンドンでの10年間の経験を書きためた文章の中から選ばれたエッセイ集。とても読みやすいです。
 
『トウガラシの世界史』
民博名誉教授で南米産農作物史の第一人者が記すトウガラシの話。トウガラシ好きの方は必読です。
 
『続 丹沢山紀行 -丹沢の行者道を行く-』
どこかで聞いたような書名。そうです。なんと房主の10年前の著書のレスペクト本が出ました。房主著書『丹沢の行者道を歩く』をもとに山を歩いた著者の山行日誌集です。10年経って山中の様子も変わっているから現状がわかってありがたいです。著者からプレゼントして頂きました。

2016年5月28日 (土)

シモン・ピエール追悼文集

Dscn8882 2004年に京都 聖護院の山伏の葛城修行に出発する前夜、2階でたまたま隣に寝ていた縁で、その後の大峰奥駈修行以来ずっと仲良くさせてもらっていた故シモン・ピエールさんの追悼文集がフランスから送られてきました。もと名古屋大学教員で奥様のフォベルグ・クレール先生が送って下さいました。

プロの武道家としてフランスにおける日本武道の普及者であり、日本文化を深く愛する研究者でありました。こんなに日本人の伝統を客観的に独りよがりでなく愛する人間を私は身近に知りません。大峰で私が撮ったこちらを見てほほ笑む彼の写真がひときわ大きく掲載されているページを開いた時、涙がこみ上げてきました。
 
密度の濃い時間を共有出来たことを誇りに思います。また国立国会図書館の食堂でランチをしながら日本語・英語・フランス語ちゃんぽんで色々な話をしたかったです。
 
残念なのは、この文集のほとんどがフランス語なので、さて・・・。

2016年5月27日 (金)

『ローリング・ココナッツ#71』

2016052716260000 本日、ウクレレ情報誌『ローリングココナッツ』の71号が届きました。

お客様、会員様に先着順で差し上げます。

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