フォト

Asia/アジア

2018年10月15日 (月)

日本山岳修験学会 第39回学術大会@伯耆大山の発表要旨全文

Movie_thumb02
 
10月20日(土)~22日(月)の三日間、日本山岳修験学会第39回学術大会が大山開山1300年を機に大山(だいせん、鳥取県大山町)で開催されます。
【主催】日本山岳修験学会・同第39回大山学術大会実行委員会
【後援】大山町教育委員会・三朝町教育委員会・鳥取県教育委員会・公益財団法人とっとりコンベンションビューロー
【協力】大神山神社(奥宮)・角磐山大山寺・一般社団法人大山観光局・米子市教育委員会http://www.sangakushugen.jp/conference.html
 
つきましては、房主は今年も研究発表を行うため出張いたします。万象房の業務も土曜日EbAkウクレレ教室以外はお休みさせて頂きます。
 
以下、発表要旨全文。大山つながりで伯耆大山ならぬ相模大山の新出資料がテーマです。
--------------------------------
相模の一山寺院と『風土記稿』地誌調書上
 ―大山寺と光勝寺―   城川 隆生
 
 発表者は、昨年、江戸幕府地誌調所に地誌編纂資料として提出されていた、八菅山と大山の書上を目にする機会を得た。その解読作業の中で、近世を語る際に度々引用される『新編相模国風土記稿』の記述が必ずしも当該宗教者集団の現状と意識を反映していないことに気付いた。そこで、山岳霊場についての様々な言説の発生装置としてこの公的編纂テクストを捉える必要もあるという視点から、今回は、地誌調書上と風土記稿(内閣文庫本)の内容の階層構成の相違に注目し比較分析を試みる。
 
 八菅山光勝寺は、文政九年(1826)に『相州八菅山書上』を提出している。内容は96頁である。項目を大・中・小の階層で考えると、大項目は、山号・寺号・本寺・開闢・開基・鎮守御社七社権現・伽藍草創・本社御霊屋并諸堂以下35項目で一山の全貌を報告している。特に分量が多いのは国峯修行と坊中本尊并所持什物である。対する風土記稿大項目「八菅村」では、八菅山にかかわる中項目は、八菅山・七社権現社・八菅山新田で、七社権現社の下層の小項目に山内の諸堂が列挙され、その一つとして別当光勝寺を上げ本堂と山内の運営組織及び国峰修行を説明している。地誌調所による一山の意図的捉え直しである。
 
 『大山地誌調書上』(天保六年・1835)は大正期の写本が現存し、20の書上からなる大部である。提出者はそれぞれ、大山町、各滝の滝守、各寺院、修験、大山寺、別当八大坊である。大山寺として提出された分は添付資料を含んで96頁。別当八大坊として提出された分が66頁である。大山寺の書上の大項目は、御朱印地所・開闢・中興・本尊・二月廿八日神事・氏子・本堂并諸伽藍地所など、以下は石尊社を含み各建造物毎に報告されている。八大坊の書上は境内御朱印地・碩学領・寺領・御禁制・御條目・開山・中興・開基・惣地坪・大日堂、以下はやはり各種建造物と配下の院坊毎である。対する風土記稿の大項目は、まず大山寺ではなく「大山」。そして中項目では、不動堂の項で不動堂境内が大山寺とされ、石尊社も中項目で山頂エリアと二重堂を説明し、なぜか前不動堂以下、楼門・二王門・別当八大坊が中項目という矛盾をはらむ構成である。一山組織がテクスト上解体されているのはここでも明らかである。
--------------------------------

2018年10月14日 (日)

インド音楽の日

Img_1138 Img_1141 Img_1146 Img_1147

毎月第二日曜日はインド音楽の日。朝から夜まで延々9時間。タブラ・レッスン3コマ、シタール・レッスン3コマ、グループ・レッスンと個人レッスンが入り混じって、インドの楽器が鳴り響き続けました。
 
シタール・レッスンはいよいよ来月18日(日)が第7回発表会。今年からサーランギ教室との合同発表会となります。皆さんの気合いも入ってまいりました。タブラ・レッスンからは中級クラスの坂口さんがサポートで入って下さいます。
 
そして、今年の12周年ライブ3デイズの最終日12/8(土)は、インド音楽講師陣が勢揃いで圧巻の演奏を繰り広げて下さる手筈となっております。こちらもお楽しみに!

2018年10月13日 (土)

スズキミカコ「木を植えようライブ」わっか&かうりとのるぶ

Img_1035 Img_1042 Img_1048 Img_1072 Img_1110_2 Img_1135 44079877_1877535978962182_871868834

今宵もまた今日の音楽を楽しみにしていらした皆様のオーラを感じられるライブになりました。ネパールでほんとに木を植えるお仕事をしていらしたかうりとのるぶの現地の活動に根差した深いお話とともに、ネパールの村々の音楽が遠く離れた村々を想起させて下さいました。ミカコ&大竹の倍音たっぷりのチェロに包まれた大地の歌声、それに効果的な即興パーカッション各種、フリージャズやプログレのような味わいもあって、森と山と自然の中に皆様を誘いました。飛び入りの旋回舞踏の先生(ミカコさんの先生)もありがとうございました。

素晴らしい企画です。またぜひお願いしたいと思います。

*******************************

Kiwoueyo20181013

10月13日(土)18:30 open 19:00 start
「木を植えようライブ」 かうりとのるぶ × わっか produced by スズキミカコ
♪わっか:スズキミカコ(歌)、大竹弘行(チェロ)
♪かうりとのるぶ:伊藤香里(ネパールサーランギ/歌)、勝田信明(マーダル)
¥投げ銭(ヒマラヤ保全協会募金込、ドリンク&フード別)
 
やまやま農園歌姫スズキミカコ企画「木を植えようLIVE」。ネパール音楽と丹沢山麓のオリジナル山々の歌のコラボレーションです。初企画です。房主大好きなスズキミカコの大地の歌声に、チェロとネパール音楽がからむのです。万象房にぴったりの好企画です。ぜひお越し下さいませ。

2018年10月11日 (木)

歴史地理&自然ウォーキング「武蔵野台地遠征:狭山丘陵」木曜組

Img_0978_2 Img_0983 Img_0985 Img_0987 Img_0994

武蔵野台地遠征:狭山丘陵の木曜組、曇り時々小雨という天気でしたが、無事終了いたしました。狭山丘陵を超えて埼玉県の森まで歩いてみようという今回の企画、なかなかのロングウォークでしたが、普段まず訪れないフィールドなので、新鮮なウォーキングになりました。
 
しかし、「狭山丘陵」という日本語は変です。江戸時代の人々にとってこの丘陵自体が「狭山」というヤマなので、二重表現。おまけに、今はもともとの狭山とはちょっと離れた所に「狭山市」という自治体が出来ているからなおさらややこしい。
 
さて、次回は「続 足柄路 -地蔵堂から関本へ-」(南足柄市)、もともと春に実施予定でしたが、金沢八景・鎌倉と事情により入れ替わって10月23日(火)/11月8日(木)の実施です。一回参加も受け付けています。

2018年10月10日 (水)

歴史地理&自然ウォーキング・足柄路下見

Img_0910_3 Img_0940 Img_0956 Img_0958 Img_0959 Img_0969

この先、下見に行く暇がないので、足柄路下見。すっかり秋めいてまいりました。
道路工事通行止めのため5月-6月とフィールド差し替えになっております。
でも、やっぱり工事が終わらなかったので、途中コースは変えます。
 
本番は10月23日(火)/11月8日(木)
「続 足柄路 -地蔵堂から関本へ-」(南足柄市)
一回参加も受け付けています。

2018年10月 9日 (火)

歴史地理&自然ウォーキング「武蔵野台地遠征:狭山丘陵」火曜組

Img_0867 Img_0885_2 Img_0886 Img_0887 Img_0894 Img_0897 Img_0898 Img_0899 Img_0903 Img_0908

歴史地理&自然を―キング「武蔵野台地遠征:狭山丘陵」火曜組、9月25日の雨天順延で本日無事に実施できました。天気に恵まれキノコにも恵まれ、良い一日だったのですが、台風24号の爪痕が森のあちらこちらにあって、あの台風のすごさが今さらながら実感できました。

次回は明後日10/11の木曜組、同じコースです。

2018年10月 4日 (木)

「京都・醍醐寺 真言密教の宇宙」展@サントリー美術館

Img_0825_2 Img_0826

受付仕事が夜だけだったので、サントリー美術館の醍醐寺展にお勉強に行ってまいりました。素晴らしい!ほとんどが国宝か国重要文化財という見事さです。15年前に、本山修験葛城修行を終えた後、醍醐の花見がてら上醍醐まで上って遠くから手を合わせた五大堂の諸尊が目の前に聳えていて圧倒されました。ついでに長州藩下屋敷跡も散策。
 
醍醐寺では上醍醐の山上の回峰行場を巡って修験の伝統が大切にされていることに感服したことを思い出し、写真を引っ張り出してみました。
2003年春@醍醐寺
Dscn0129 Dscn0139 Dscn0148 Dscn0151 Dscn0155

2018年10月 2日 (火)

ふくしまこども寄附金報告65 & 北海道厚真町見舞金

本日、皆様からお預かりした義援金募金7月・8月・9月分を福島県「東日本大震災ふくしまこども寄附金」に三菱UFJ銀行を通じて寄付してまいりました。
-------------------
7月-9月分:16,000円
-------------------
オープンステージナイトにご出演の皆様、ヤタベヨーコ&藤岡マサ様、ありがとうございました。
-------------------
現在の累計募金額779,206円
-------------------
16:30 今回も早速、福島県からお返事頂きました。
「平素より本県の子どもたちに御心を寄せてくださり、感謝申し上げます。
万象房様におかれましては、引き続きの心温まる御寄附をいただき、誠にありがとうございます。
寄附申込書を受領いたしました。
お寄せいただいた御寄附の活用状況等につきまして、
下記ホームページで公開しております。
支援している子どもたちや保護者からのメッセージも掲載しておりますので、
ぜひご覧いただけますと幸いです。
※東日本大震災子ども支援基金事業報告書
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21055a/kodomoshienkikin.html
いただいた御寄附は、福島のこども達の未来のため、大切に活用させていただきます。
今後とも福島県のこども達の成長をお見守りくださると幸いでございます。」
-------------------
5月-6月分:12,500円、3月-4月分:18,500円、1月-3月初分:18,500円
2017-2018年末年始分:11,285円
11月分:10,000円、9月~10月分:10,000円、7月~8月分:10,500円
5月~6月分:12,000円、3月~4月分:22,000円、1・2月分:11,000円
2016年11月~2017年始分:11,000円/9・10月分:20,000円
7・8月分:13,000円/5・6月分:9,700円/2・3・4月分:16,000円
2016年1月分:9,000円
10・11・12月分:16,000円/8・9月分:15,000円
6・7月分:12,000円/4・5月分:15,500円/2・3月分:10,000円
2014-2015年末年始分:10,250円
10・11月分:12,500円/8・9月分:11,500円/6・7月分:7,000円
5月分:5,000円/4月分:5,000円/3月分:11,000円/2月分:5,600円
1月分:6,500円
2013-2014年末年始分:7,300円
11月分:7,500円/10月分:4,500円/9月分:4,500円/8月分:6,000円
7月分:5,000円/6月分:7,300円/5月分:6,000円/4月分:12,000円
3月分:6,000円
2月分:8,600円(以下はユニセフ募金)
1月分:5,000円/2012-2013年末年始分:14,750円
11月分:4,500円/10月分:9,500円/9月分:11,000円/8月分:27,500円
7月分:9,500円/6月分:12,000円/5月分:8,400円/4月分:10,500円
3月分:15,000円/2月分:5,600円/1月分:8,500円
2011-2012年末年始分:13,800円
11月分:12,500円/10月分計:9,000円/9月分計:10,000円
8月分計: 8,000円/7月分計:12,500円
6月分計:12,621円(以下は町田市→日本赤十字社)
5月分計:28,450円/4月分計:26,530円/3月分計:55,520円
-----------------------------------------
個人的には、先日、旧友ボンズマンが住職を務める北海道厚真町の正楽寺に5万円を見舞金としてお送りいたしました。少ないけれどとにかく頑張ってくれ!という気持ちです。

2018年10月 1日 (月)

万象房 文化レクチャー・シリーズ第一回開催!

Lecture20181103

創業12周年が近づいた万象房ですが、12年前の事業計画書に記載しておきながら未だ文化レクチャー企画を実施していませんでした。万象房もいつまで続くかわからない中、今やらないでどうする?と背中を押されたので、文化の日のこの機会に開催いたします。ただ、赤字が続く中、外部講師に講師料をお支払いする余裕はないのでまずは自分でやります。
 
ご興味のある方はご連絡ください。また、お知り合い等にご紹介頂ければと思います。無料企画なので地域情報誌にも掲載して頂けると思います。一般向けにわかりやすくお話しします。もちろん資料付きです。終了後は飲みながら談話懇親会みたいになればと思っています。
 
------------------------------------
森羅万象の空間 万象房 文化レクチャー・シリーズ第一回
テーマ:「町田から見える山々と山伏のお話」
場所:万象房(東京都町田市森野1-34-18-5F)
日時:2018年11月3日(土)15:30開場 17:15終了
参加費:無料(カフェスペースなのでお飲み物のオーダーは必要です)
定員:15名以内
要予約:042-851-8875
講師:城川隆生
【プロフィール】
山岳宗教研究者
日本山岳修験学会会員(研究テーマ:山岳宗教者の修行空間認識を中心とした儀礼思想研究)
もと神奈川県立高校社会科教諭、万象房代表
【著書】
●『丹沢の行者道を歩く』(白山書房、2005年)
●『神奈川県の歴史散歩(上)』「秦野」執筆担当(山川出版社、2005年)
【新聞連載コラム】
●「法螺貝の響く山」全20話(『神奈川新聞』2014年~2015年)
【論文】
●「相模の国峰」再考-『相州愛甲郡八菅村附属修行所方角道法記』と『相州八菅山書上』-(『山岳修験』第62号、日本山岳修験学会、2018年)
●「丹沢山地・蛭ヶ岳と山岳修行者の空間認識」(『山岳修験』第58号、日本山岳修験学会、2016年)
●「丹沢山麓の中世の修験とその関連史料」(『郷土神奈川』第47号、神奈川県立図書館、2009年)
●「地方霊山の入峰空間と寺社縁起 ―丹沢と大山寺修験―」(『山岳修験』第39号、日本山岳修験学会、2007年)
〈講師歴〉
神奈川県立ビジターセンター、神奈川県自然環境保全センター、厚木市郷土資料館、伊勢原市教育委員会、など多数

2018年9月29日 (土)

9/30(日)夕方~夜のシタール・インド音楽教室 休講

9/30(日)夕方~夜のシタール・インド音楽教室個人レッスンは台風接近にともなう不測の事態を避けるため休講、臨時休業とさせて頂きます。

より以前の記事一覧