四国遍路と土佐のほとけ
夕方の空き時間を利用して、もうすぐ終わってしまう多摩美術大学美術館の展示「四国霊場開創1200年記念 祈りの道へ -四国遍路と土佐のほとけ-」に行ってまいりました。
四国遍路よりも高知県各所で発見された仏像群の展示がメインなのかなという印象でしたが、興味深い情報も沢山ありました。
神奈川県愛川町八菅に残されている碑伝(ひで)に記されている鎌倉時代の四国「辺路」(へじ)修行の記録にずいぶんと反応していらっしゃる様子。山岳宗教研究や巡礼研究の世界では有名な資料ですが、美術系の研究者にも注目して頂いて何か嬉しい。
これは自分の公開資料集(http://musictown2000.sub.jp/history/hasugehide1.htm)でもご紹介していますし、現在神奈川新聞連載中の『法螺貝の響く山』の第11回でもご紹介予定です。
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