根津美術館と金沢文庫
万象房カルチャー野外講座がご参加者が一杯集まったのに雨で流れ、その悔しさを紛らわすべく、会期中には行けそうになかった博物館の展示を目指して雨の中、出かけました。
午前中はまず東京南青山の根津美術館「新春の国宝那智瀧図―仏教説話画の名品とともに―」。山伏の大峰奥駆修行で最後に到達する熊野那智の滝。あの滝の上の深い森に登ると広がる水と生命の世界を思い出しながらじっくり拝観いたしました。それにしても根津美術館は不思議な所。近代的「東洋」という概念が生きてます。
午後は横浜に移動して、神奈川県立金沢文庫「法華経の世界」へ。仏教伝来以来、日本のほとんどの仏教系宗派・教団で読まれている法華経についての企画展。ネパール~チベットあたりで椰子の葉に書かれたサンスクリット語原典の法華経「サッダルマプンダリーカ」も拝観。文化のつながりは時空を超えています。一日中勉強できて有意義でした。
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